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2008年11月01日

三十三間堂官衙遺跡:建物跡など発見 平安時代の宿泊施設か−−亘理町教委 /宮城

 亘理町逢隈の国指定史跡「三十三間堂官衙(かんが)遺跡」を調査している亘理町教委は、平安時代前期(9〜10世紀)の陸奥国亘理郡役所の中心施設「郡庁院」に付属する宿泊施設「館(たち)」とみられる建物跡などを発見した、と発表した。同町教委は「郡庁や正倉、館などの配置が分かり、郡衙全体の様子を知る貴重な成果」としている。1日午後1時半から現地説明会を開く。

 同遺跡は同町逢隈下郡椿山の丘陵地約25ヘクタールに及ぶ郡衙跡で、北地区は実務を担う郡庁院、南地区は倉庫域とみられる。調査は第2次5カ年計画(07〜11年)の一環で、9月から郡庁院の東部約1500平方メートルを発掘した。

 町教委によると、今回の発掘で、掘っ立て柱建物跡5棟や通路、溝跡などを確認。中心部の建物は、礎石を使った床張りの建物で、板塀に囲まれていた。町教委は規模や構造から宿泊施設と推定した。 (11月1日毎日新聞)



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